自然素材で健康的な住まいを実現

これから注文住宅を建てるのであれば、健康的に住まうことのできる木造の家をおすすめします。木でできた家は温かみがあり、くつろぎと安心感を得られます。ただ、表面だけが木材で他は人工素材を使っているのでは意味がありません。土台や構造、内装に至るまで自然環境と適合する素材を使ってこそ、本物の健康住宅といっていいでしょう。木の使い方にこだわっているのが茨城県にある注文住宅メーカーのイバケンです。吸放湿性に富んでいる杉やサワラ、固く目の詰まったナラやブナ、ケヤキなど特性にあった役割を考えた上で、適材適所に使用しています。基本的に住宅に使われるのは針葉樹ですが、広葉樹も積極的に取り入れてベストな組み合わせで家づくりをしています。

また、イバケンでは健康的な住まいのために自然環境を意識した間取り計画を立てています。1つ目が太陽光の特性を活かした採光計画。太陽が1日動いていく中で、日の出から午前中の光には殺菌力の高い紫外線、太陽高度の高い正午前後の光には可視光線、日の入りまでの光にはものを温める働きを持つ赤外線が多く含まれるといわれています。それを踏まえると、食品を扱うキッチンやダイニングは紫外線がもっとも多く差し込む東側に配置するのが効果的。朝方に発生するマイナスイオンが体内に吸収されやすくなるというプラスの働きもあります。このような要領で、太陽光のメリットを感じられる間取りを組んでいきます。

2つ目が採光計画と同じく大切にしている風の通り道。どれだけ自然にいい素材でつくっていても、風がうまく循環しなければエアコンなどの機械に頼る暮らしになってしまいます。日本人だけが味わえる四季を感じられる住まいにするには、光と風をどう活用するかが重要です。イバケンでは春は柔らかい花の香り、夏には爽やかな涼しさ、秋には虫の声と風の音、冬には壮大な満天の星空と、それぞれのよさを感じられる住まいを提供しています。自然と共存した健康住宅であれば、より1日1日を大切に感じながら過ごせるはずです。