新築マンションの購入の流れを学んでおきましょう!

新築マンション選びは情報の収集からはじまり、いくつかの候補が決まればモデルルームの見学があります。マンション完成前に販売を開始することを「青田売り」と言い、工事の許可が下りれば販売をしてもよいことになっています。購入の意思が固まれば、「購入申込書」を出しますが、契約行為ではありませんので、あとから破棄しても違約金など支払う必要はありません。

そして、正式に契約することが決まると、法律で決められている宅地建物取引主任者による「重要事項説明」があります。これは、契約内容の大事な点の口頭による説明であり買主に不利な内容であっても合意すれば拘束されますので、不明なことがあれば遠慮なく質問することが大事です。その後、当日か日を改め、契約書に署名捺印をし、手付金として代金の1割程度を支払います。もし、買主から一方的な理由でこの契約を解除したときは手付金を没収されることがありますので、契約までは慎重にしなければなりません。

その後は住宅ローンの申込み手続きをすすめ、建物の完成近くになると入居説明会が開催されます。また、住居をチェックする「内覧会」があります。ここで不具合があれば、指摘して修理を販売業者に伝えます。最終に、代金の残金の支払と交換に鍵を譲り受け、司法書士に所有権の登記手続きを行って終了します。